哲学は行動に宿る
僕の大好きな漫画は「火の鳥」です。独断で、日本人のバイブルに指定しています。
お話としては、「火の鳥」の血を飲んで不老不死になろうとする人々の壮大なドラマです。
永遠の命を手に入れた人がむなしい思いをし、栄えた文明が呆気なく滅びる。
僕はその文明が滅びるわきで「種まき」された生き残りが好きです。
ほら穴から壁をよじ登って出たクマソの生き残り。
エデンの星から宇宙船で脱出したノルヴァの子どもたち。
長く生きるより熱く生きたいなって、
今も昔も思わせてくれる作品です。
きょうは六本木で韓国人の友達とランチしていたときに、日本の代表的な漫画として紹介しました。
これ聞いたら読みたくなって本屋に直行。ファンが一人増えましたね(⌒▽⌒)
さて、ところで僕たちは、「火の鳥」の何に心が動いたんでしょうね?
レビューを語った僕も、聞いた人も、
「登場人物の行動」に心が動いたんです。(それ以外ない!!!)
クマソの生き残りにしたってノルヴァの子どもたちにしたって
●●哲学とか◯◯主義とかを言葉で語ったわけじゃない。
ただ、自分の思う通りに行動したのです。
それで、読んだ側としては
心が動いた。
さて、話は僕のことに変わるんですが、こういう、心動くような人や行動を
書き記すことを自分の使命にしています。
名前の付いた哲学ではないかもしれないし、もしかしたら有名な●●哲学かもしれないんだけど、
空論じゃなくてハッキリ分かるストーリーで読む人の腑に落としていきたい。
そんな訳で、このブログでは、心震えるストーリー、
「こんな考え方があるのか」とハッとさせられる人たちを記事にしていきます。
ご愛読のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m