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jokelifeのブログ

人生は冗談だ。

小学生からのせいはんざいたいさく

この世の中ではときどき、君が悪いわけではないのに

君が嫌な質問で責められることがあります。

 

いじめにあったり、

暴力を受けたり、

大事なものを取られたりしたときに、

「なんで逃げなかったんだ?」

「君にも原因があったんじゃないか?」

などと、聞かれてしまうのです。

 

いじめや暴力のほかに、「せいはんざい」というものがあります。

好きな人と、お互いにしようと思ってすれば幸せなことを、

好きでもない人から無理やりされることです。

 

暴力を受けることや、大事なものを取られることにたとえられますが、

また違うつらさと苦しさがあるようです。

 

せいはんざいを受けた人は、それから「魂が殺されていくような感覚がした」

と言っています。まずは君たちが、受けないで生きられることを望みます。

 

さて、 もしあってしまったら?

 

暴力や盗みを受けたのと同じように

警察に相談することになります。

 

まともに考えれば、警察が犯人を捕まえ、犯人はバツを受けるはずです。

けれど、ここで何故か、せいはんざいを受けた人が ”2回目の苦しみ”

を味わうことがあります。

 

全く信じられないことなのですが、警察から

「犯人は自分で見つけなさい」

「けがをしたのか?しているなら見せろ」

などと言われます。

 

また、もしかしたら周りの人は、それを「されたこと」を

人に知られるのが恥ずかしいと言うかもしれません。

悪いことは「した人間」の方が恥ずかしいはずなのですが。

 

僕は、されたことを話し、犯人につぐないをさせるべきだと思います。

けれども、いざとなったら、話したくない気持ちもとても強くなり、

君も悩むでしょうから、ある女性の話をしようと思います。

 

youtu.be

キャサリン・ジェーン・フィッシャー Catherine Jane Fisher さん

という日本に住むオーストラリア人女性は、せいはんざいの被害にあいました。

上に書いた警察の話も、彼女が教えてくれたものです。

 

警察の取り調べだけでもつらいものでしたが、

犯人にはアメリカに逃げられてしまいました。

フィッシャーさんの場合、犯人は日本に来ていたアメリカの兵士だったんですね。

 

もし君がフィッシャーさんの立場だったらどうでしょう?

 

僕だったら、すごく弱気になってしまいます。

 

「警察の物の言い方は、まるで私に ”だまってがまんしろ" と

言っているみたいだし、悪いことをした人が逃げることができてしまうなんて、

もしかして、何か見えない大きな力で、悪い人が守られてしまうんじゃないか」

と思ってしまうことでしょう。

 

ところがフィッシャーさんは違いました。

アメリカまで犯人を追いかけ、裁判をし、自分が正しいことを認めさせました。

犯人はつぐないをすることを命令されました。こうなるまで10年以上かかりました。

 

このような悲しいことが、世の中からなくなることが理想ですよね。

 

でも私はいつも思うのですが、

私たちは「理想の世の中」と「クソみたいな世の中」の間で

生きているのではないでしょうか。

 

せいはんざいの被害にあった人を長い時間にわたって質問で責め、

何をされたのか体で説明させる。なのに、犯人が逃げることができてしまう。

これは「クソみたいな世の中」です。

 

でも、フィッシャーさんが裁判を行い、自分が正しいことを認めさせたことで、

「理想の世の中」に一歩近づいたと思います。

 

だから、もしせいはんざいにあっても

泣いて黙るのではなく、

自分がされたことを話す人がいたら、

僕は、誇らしい人としてたたえます。

 

最後になりますが、「日米地位協定」を貼っておきますので、

これは大人が読んでください。米兵による犯罪を裁くことを難しくしている

協定ですが、これをどう扱うか、変えていくべきか、我々が考えなくてはいけません。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/pdfs/fulltext.pdf