jokelifeのブログ

人生は冗談だ。

誤字・脱字を劇的に減らす方法

今回はTwitterで告知した通り、「誤字脱字を劇的に減らす方法」についてお知らせします。

どんなに良いメッセージを送っていたとしても、誤字脱字があるともったいない。

【知的な会話をしている彼の、鼻の穴から毛が出ている】くらいにもったいない。

せっかくの内容が全て台無しですね。

では、誤字脱字を減らすには?

【結論から申し上げます】

「誤字脱字を劇的に減らす方法」──それは、音読です!

やってみていただけると分かるのですが、文章にお菓子な箇所がある場合、黙読より音読の方が気付きやすいのです。

コレは、口を動かすことで文章を体で感じているからだと思われます。iPhoneでサッと黙読しても、文を頭の中で頃がしているだけですからね。目や頭だけだとフワフワしてるんです。逆に口や手を使うことで、物理的にも文を感じ取れるようになるのだと考えています。

それを知ってか知らずか、かつて寺子屋では漢文の素読が行われていました。意味が分からなくても、とりあえず読む。すると、リズムが体に刻み込まれ、いざ必要なときにそのフレーズが出てきたそうです。

だから僕自身、プロフィールなど大事な文章を書くときは印刷して音読しています。先ほど「物理的に」と言いましたが、その点でiPhoneやPCで見るより紙を手に持った方がよいため、印刷しています。

良い文章のエッセンスを盗みたいときもそうしています。

音読の効果については、理屈よりも実感の方が伝わろと思います。なので、次の文章を音読してみてください。

・・・あ、音読始める前に。今、一人ですか?部屋で一人だったら絶好の環境ですので、そのままどうぞ。電車の中でしたら、マスクの中でもぞもぞつぶ焼いてください笑。会社にいらっしゃるのでしたら、トイレでどうぞ笑。

とにかく、一人になれる環境で行ってくださいo(^▽^)oではどうぞ!

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◆おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは女らしく、それでいて大胆にいきました。

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どうでしょうか?コレはTwitterで拡散されまくったおふざけツイートです。内容のユーモアもさることながら、「女らしく」という音は流れるようなリズムで美しいですね。「それでいて」は力のこもった音なので、その組み合わせもまた面白い笑

ぜひ実践してみてください。

ここまででやってみて、 誤字に気付きやすくなったでしょうか? そうそう、記事でここまでに 誤字が四箇所ありました。 全部見つかりましたか?

ピンと来なかった人もご心配なく。最後にもう一つ、良い音読素材を紹介します。

(僕の好きな文章です)。

ちょっと長いですが、言霊と音霊が感じられると思います。

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◆サキちゃんのママは重い病気と闘っていたが、死期を悟ってパパを枕元に呼んだ。

その時、サキちゃんはまだ2歳。

「あなた、サキのためにビデオを3本残します。

このビデオの1本目は、サキの3歳の誕生日に。

2本目は小学校の入学式に。

そして3本目は…の日に見せてあげてください」

まもなく、サキちゃんのママは天国へと旅立った。

そして、サキちゃんの3歳の誕生日。

1本目のビデオがかけられた。

(ビデオからつないだテレビ画面に、病室のママが映し出される)

「サキちゃん、お誕生日おめでとう。

ママ、うれしいなぁ。

でもママはね、テレビの中に引っ越したの。

だから、こうやってしか会えない。

パパの言うことをよく聞いて、おりこうさんでいてね。

だったら、ママ、また会いに来ます」

サキちゃんの小学校入学の日。

2本目のビデオ。

「サキちゃん、大きくなったネ。

おめでとう……。

ママ、うれしいな。

どんなにこの日を待っていたか。

サキちゃん、ちゃんと聞いてね。

ママが今住んでいるところは、天国なの。

だから、もう会えない。

でもね、パパのお手伝いがちゃんとできたら、ママ、もう一回だけ、会いに来ます。

じゃあ、魔法をかけるよ。

エイッ!

ほうら、サキちゃんは料理や洗濯ができるようになりました」

そして3本目のビデオ。

そのタイトルは、こう書いてあった。

[新しいママが来た日のサキちゃんに]

そしてサキちゃんが10歳の時、パパは再婚し、新しいママが来た。

3人いっしょに、3本目のビデオを見つめた。

なつかしいママの顔が映し出された。

「サキちゃん、おうちの仕事、がんばったね。

えらかったね。

でも、もう大丈夫。

新しいママが来たんだから。

……

サキちゃん。今日で本当にお別れです。

……

サキちゃん、今、身長はどれくらい?

ママには見えない。

(泣き崩れ、カメラを抱え込む姿が映る)

ママ、もっと生きたい…。

あなたのために、おいしいものいっぱいつくってあげたい…。

あなたの成長を見つめていたい…。

じゃあ、サキちゃん、これがママの最後の魔法です。

それは、『ママを忘れる魔法』です。

ママを忘れて、パパと、新しいママと、楽しい暮らしをつくってください。

では、魔法をかけます。1、2、3、ハイッ!」

そこでビデオは終わった。

しかし、サキちゃんに、この魔法は効かなかった。

パパと、新しいママにも効かなかった。

ママは、みんなの心の中に、ちゃんと残っていた。

そして今度は、サキちゃんが主役の、4本目のビデオがつくられたのだった。

天国のママに見てもらうために。