jokelifeのブログ

人生は冗談だ。

母「家出娘を探しています」 娘「私は母に殺される」

ママへ

いつも言えないありがとうごめんなさいを言わせてください。

 

──娘の置き手紙の冒頭である。正確には引き出しにしまったまま、娘の手から渡されることはなかった。娘は手紙を渡す前に、母の前から姿を消した。

 

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 娘・宮沢江理沙は1990年(平成2年)7月2日生まれのふくよかな女性だった。現在どのような容貌なのかは分からないが、27歳のはずだ。母・典子と江理沙の兄との3人で暮らしていた都内の家を、2015年1月に飛び出した。椎間板ヘルニアを患っていたが治していない。母は探偵から聞いた情報などから、「兵庫県明石市にいるのではないか」「監禁されているかもしれない」と語る。

 母は娘の所在を知るため、Twitterを通じて拡散を呼び掛けた。

 

 この女性あるいは似た人物を見たという人は、ぜひ本人にこの記事を見せてあげてほしい。本人は、母に会いに来るか、twitterや電話で連絡を取ってほしい。(上のツイートのリンクをクリックすると、母のtwitterアカウントに飛べる)。

 と言うのも、急がないといけない状況になっているからだ。兄は江理沙が出ていった2年後に睡眠薬を飲みまくり意識不明に。かつて135kgあった体重が100kg落ちた。時々42度の高熱を出す状態で、このままだと兄と会えなくなるかもしれない。

 

 

【母に殺される】

 兄と会えるうちに戻ってきてほしい。しかし、娘は戻りたいのだろうか。娘が残したのは感謝とお詫びの手紙だけではない。母をののしる日記もしまってあった。

 

2015年

1月

4日(日)

ママの具合と機嫌がまた悪くなった。

ものすっごくえりさや兄ちゃんに当たってもう

いやになる。どうして?そんなに訴えたいの?

わたしにどこまでストレス与えてればいいの?

 

6日(火)

「お前は主婦なんだから!!」か…子供いないし!

親と兄が子供っていうのか?うっざい!!

人の気持ちにそんなに言って傷つけるなら

死んでくれよ。…そんな事言ったら殺され

ちゃうけどねー!

 あ〜あ、1人暮らししたいな。ってか病気治せ。

人に押し付けんな。

いつまでも子供が優しいって思うな。

そんな態度だと逃げられるぜ。

恋したくてもたばこで金なくなるしね〜。

怒鳴るなよな〜。正直こっちが腹立つしね。

 

 娘が家を出たのは1月22日だから、出ていく半月前に書いたものだ。下線は筆者が引いたものだが、娘から見ると母が「えりさや兄ちゃんに当た」るので「1人暮らしした」かったことが分かる。

 「お前は主婦なんだから!!」と「病気治せ」は説明が必要だ。3人が住んでいた家では、母が娘に財布を預けて家計の管理を任せていた。母は「RS3PE症候群」という関節が痛む病気のため、車椅子で生活している。そのため銀行の振込などは娘に任されていた。ただし娘は、家賃に払うべきお金を男に貢ぐことがあったという。また、料理は母が娘に教え込んでいた。娘は「できない」と嫌々だったようだ。

 娘が出た後、母と兄は警察に捜索願を出そうとした。しかし娘は「探さないでください」ということで不受理願を出していた。娘は母からのDVを主張。警察に対して「殺される」と伝えていた。

 

 

【母はDVをはたらいたか】

 果たして車椅子に乗る母がDVをはたらいたのだろうか。

 母はこれを否定している。RS3PE症候群という難病で車椅子に乗る生活。箸を思うように持つほどの力も無いという。それでも、娘が家賃を男に貢いだときはゲンコツをした。暴力なのは確かだが、同じ状況になれば手をあげる人は多いのではないだろうか。

 では、娘は言葉の暴力や精神的苦痛を受けていたのか?家でいじめられていたのか?母の言い分から考えると、逆に見える。娘は保育園時代から内弁慶であった。外では「大人しくて良い子ね」と言われていた。しかし玄関で父に向かって「行ってらっしゃい。帰ってくんな」と見送る園児だった。(後に父と母は離婚する)。

 高校時代、舞の海から相撲にスカウトされた兄に向かって「お兄ちゃんは弱いよ。相撲なんかできないよ」とののしっていた。娘自身は学校でいじめられていたが、家では兄に当たって泣かせていた。120kgの女子高生が学校でいじめられ、家では135kgの兄が泣くほど体当たりと悪口を浴びせる。ここまで外で弱く内で強い人も珍しい。

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 娘は家の中で乱暴に振る舞い、お金まで持ち出していた。そうなると、警察に話した「DVを受けている」「殺される」は、家族と離れたいがためのウソなのだろうか。

 娘だけ悪者にするわけにもいかないので、反対の情報も載せておきたい。母は医者から「二重人格的なところがある」と言われている。どういうことか。母は2016年からメンタルを診てもらうため通院している。母本人には記憶がないのだが、突如暴れ出し、「ふざけんなー!」「放せー!」「ばかやろー!」と叫び、取り押さえられたことがある。このほかにも、就寝中に暴れてぶつけたのか、手首が紫色に腫れ上がっていたことも。

 母本人も記憶がないところで暴れ、上の日記にあったように「えりさや兄ちゃんに当たって」しまったのかもしれない。

 

【それでもこれは見てほしい】

 「娘が突然出ていってしまった。心配だ」と信じ、リツイートなどして拡散をするべきか。それとも、「娘の側は会いたくないのだろう。連れ戻しては娘のためにならない」と疑い、拡散は控えるべきか。

 DVが有ったか無かったかの話は、「戻りたくない娘のウソ」かもしれないし、「母の暴言や暴力が有ったが、記憶が無い」というのが真相かもしれない。今のところ、何が本当かはっきりしない。母の発言と娘の日記しか知る手だてがないのだ。

 娘自身にも言い分があるのではないだろうか。「いつか」自分の言い分を母に伝えるため、娘の方から会いたくなるかもしれない。しかし、「いつか」では兄が生きているうちに間に合わない。間に合わせるためには「今」この情報を娘に届ける必要がある。

 

 母のツイートの拡散を、お願いいたします。